近年はパパも育児をするのが当たり前になってきた。男性は仕事、女性は家事育児それは一昔前の話し、筆者の体験談も含めパパの育児と仕事について問題と課題を考えてみた。
育児に関しては20代30代男性は体感から言っても前向きで積極的に取り組んでいると思う。その中でも1つ男性の育児休暇に対して情報をまとめてみた。
厚生労働省委託事業「男性の育児休業取得促進事業(イクメンプロジェクト)の調査によると若年層の8〜9割が仕事とプライベートの両立を意識しており、育児休暇の認知もかなり高いことがわかった。また育児休暇取得率も下記のデータから年々上がっていっていることがわかる。
雇用均等基本調査において男性の育休取得率が30.1%により、過去最高。
取得率は上昇していてプラス傾向だがここで問題になるのが取得期間だと考える。
取得期間の大半は2週間未満に対して、(イクメンプロジェクト)の調査によると3~4割は半年以上の育児休暇を希望していることがわかる。
ここからは筆者の体験談だが、私は約3ヶ月の育児休暇を2022年に取得した。20~30代の周りの人間は「いいね」「すごい」などポジティブな反応がおおかったが、やはりシニア層になってくると眉をひそめられたり、小言を言う上司もいたのが現実だった。
取得に対しては前向きな社会になっているが取得期間に対しては課題がまだ多そうだ。
次に仕事との両立について考えようと思う。
問題として、労働力不足からくる長時間労働を強いられる会社が多くプライベートの時間を取ることができない人が多い。そのため厚生労働省が働き方改革を推奨している。
働き方改革とは働く人々が、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で「選択」できるようにするための改革ある。
現在では、フレックスタイムやテレワークなど働き方も多様化してきたが職種などによりだいぶ偏りがあるように思える。
ここでまた筆者の体験談だが全く世間と同じで少人数に対しての過度な仕事量、工程管理の要求というのが現実だ。
それにより離職率の増加やストレスからの病気など悪循環が生まれている。各会社によるが育児休暇取得よりも見えない課題が多そうだ。