強烈なキャッチコピーで読者の目を引いた10月8日にpowの新聞広告に込められたメッセージだ。知らない人のために説明すると(project our winters japan)気候変動から冬を守ることを目的とした環境団体の事をいう。
一度これに目を通してほしい。感じ方は人それぞれだがスノーボーダーなら毎年雪が減っていっている危機感はなんとなく肌で感じていると思う。何を伝え我々に何が出来るのか考えてみた。
1.5℃目標 政治に思いを届け
まず1.5℃目標とは産業革命前と比べて世界の平均気温上昇を1.5℃以内に抑えると言う目標である。2015年のパリ協定で採択され日本を含む世界中の国が合意している。
そして政治の中へ、現場の思いや声を届け、今進行中の『エネルギー基本計画』の内容決定に少しでも活かしてほしい。それ次第では今後の気候政策がうまく進むか左右されるとても大切な部分になってくる。
まず一つ、新聞広告に込められたメッセージがこれらと筆者は思っている。
知る事 応援する事
では、個人として何をすればいいのだろう?と思う人も多いと思う。世界の気温や政治の話なんてわからないと思うのが大多数の意見だ。
現在1.5℃目標に対しスノーリゾート、アウトドアブランド、団体企業など100社以上の賛同を得ている。それらを応援する事は我々に出来る一つのことなのかもしれない。
そして知る事とはこの広告の存在や、それの背景にはどうゆう意味が込められているんだろうと自分なりに理解する事ではないだろうか。直接的に何かをするだけではなく問題に対して向き合う事は大事だと思う。
まとめ
筆者もいま何が出来るかはわからない。でも雪が年々少なくなるよりかはたくさん降った方が嬉しい。スノーボードがもっとメジャーで盛り上がるスポーツになってほしい。筆者自身もっと滑りたい。未来を守る、将来の子ども達のためにと大それたことを言うつもりはないがしっかり雪が降ってほしいと切実に思う。