2026冬季オリンピック ミラノ・コルティナダンペッツォ

SNOWBOARD

少し先にはなるが2026年冬季ミラノオリンピックについてスノーボード競技についてまとめてみた。

ミラノ・コルティナダンペッツォとは

まず場所だがイタリア北部の都市ミラノとコルティナ・ダンペッツォで行われる

ミラノ  
聞き馴染みのある都市ではなかろうか?ローマの次に人口が多く『ファッションの都』と呼ばれている。

コルティナ・ダンペッツォ
はイタリアの北部にに位置しており140のスキー場と80kmを超えるクロスカントリーコースがあり自然豊かな場所だ
山陽新聞から引用してます

開催日時

開会式は2026年2月6日、閉会式は2026年2月22日を予定している

スノーボード競技リスト

以下の5種目

ハーフパイプ‥円柱を半分にカットしたような競技場で振り子のように行ったり来たりしながら滑り、左右の壁を利用し空中に飛び出しジャンプの高さや技の難易度で得点を競う

ビックエア‥急斜面を滑り降り空中に飛び出して技の難易度、完成度を競う種目

スロープスタイル‥全長約700mのコースに設置された人工アイテムやキッカーを滑り降りる採点競技。

スノーボードクロス‥キッカー、バンク、ウェーブなど全長約500mのコースを1ヒート4~6人で滑り順位を競う

パラレル大回転‥旗門が設置された並行する2コースを2人の選手が同時に滑りタイムを競う。コースを入れ替え2度滑り合計タイムで争う

2022年北京五輪の結果

ハーフパイプAyumu Hirano/平野歩夢(JAN)Scotty Jamea(AUS)Jan Scherrer(CHE)
ビックエアYiming Su(CHN)Mons Roisland(NOR)Max Parrot(CAN)
スロープスタイルMax Parrot(CAN)Yiming Su(CHN)Mark Mcmorris(CAN)
スノーボードクロスAlessandro Haemmerle(AUT)Eliot Grondin(CAN)Omar Visintin(ITA)
パラレル大回転Benjamin Karl(AUT)Tim Mastnak(SVN)Vic Wild(ROC)
ハーフパイプChloe Kim(USA)Queralt Castellet(ESP)Sena Tomita/富田せな(JAN)
ビックエアAnna Gasser(AUT)Zoi Sadowski Synnott(NZL)Kokomo Murase村瀬心椛(JAN)
スロープスタイルZoi Sadowski Synnott(NZL)Julia Marino(USA)Tess Coady(AUS)
スノーボードクロスLindsey Jacobellis(USA)Chloe Trespeuch(FRA)Meryeta Odine(CAN)
パラレル大回転Ester Ledecka(CZE)Daniela Ulbing(AUT)Gloria Kotnik(SVN)

ミラノ・コルティナ注目選手

全種目ではないが気になる選手を各種目ごとで一人あげてみた。

男子ハーフパイプ……ここは言わずと知れた平野歩夢選手だろう。日本で一番有名なスノーボード選手ではなかろうか、2022年北京オリンピックに続き連覇に期待がかかる。

男子スロープスタイル……何でもできるオールラウンドプレーヤー長谷川大河選手に期待している。2005年生まれの19歳だがすでに数々のタイトルを獲得しており経験もある。これから日本を背負っていく存在だ。

男子ビックエア……23/24シーズンのワールドカップの年間王者に輝いている木村葵来選手。抜群の安定感を持っておりメダル獲得は間違いないだろう。

男子スノーボードクロス……この種目でオリンピックに出場した選手はまだいない。メダル獲得には時間がかかるかもしれないが強化選手は20代が多くこれからに期待だ。

男子パラレル大回転……この競技も2022年北京オリンピックで日本人の出場がない。ただ過去に出場経験はあるので今後に期待しよう。

女子ハーフパイプ……北京オリンピックで銅メダルを獲得して日本人初のメダリストとなった富田せな選手。妹のるき選手は5位入賞しており次は姉妹で表彰台に乗ってほしい。

女子スロープスタイル……村瀬心椛選手一択だ。各大会で表彰台に昇る実力と男子顔負けの力ある滑りを見せてくれる。圧倒的なすべりでメダルを獲得してほしい。

女子ビックエア……現在急激に力をつけている深田まり選手。24/25のワールドカップ開幕戦で優勝し勢いに乗っている17歳。その勢いのままミラノまで走り切ってほしい。

女子スノーボードクロス……ケガを乗り越え北京五輪出場を果たした中村優花選手。さらなる進化に期待してミラノでも活躍してほしい。

女子パラレル大回転……2023年のFIS世界選手権では、日本勢で初めて金メダルを獲得している三木つばさ選手。北京五輪出場の経験を活かしオリンピックでも金メダルをとってほしい。

最後に

日本は今かつてないほどタレント揃いで多数のメダル獲得に期待できます。その背景には幼少期からスノーボードに触れる事ができるようになったり夏でも十分に練習できる施設が増えた事が大きな要因でしょう。非常に楽しみです

ただその反面、競技者人口の低下や近年の暖冬により多くのゲレンデが経営難で潰れていき、北海道や一部降雪量の多い地域では外国人観光客で潤うという二極化が進んで行っています

筆者の思いとしてはスキー、スノーボードは一つの大切な文化だと思い日本全国でもっと盛り上がってほしいです

このブログでは関連する記事を更新しているので少しでも盛り上がるきっかけになれば嬉しいです

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